2007-04-16

Nokia 6133



海外の携帯電話のプロモーション

(以下本文)

Nokiaの携帯電話「Nokia 6133」プロモーションサイト(海外)が
妙なコンセプトでプロモーションサイトを公開した。

テーマはずばり「右手と左手の生き残りをかけた戦い」。

Nokia6133が片手での操作が簡単なことから、
「じゃあ必要なのは右手か左手か!?」という生き残りをかけた戦いが勃発!?
右手と左手の争いに焦点を置くという一見馬鹿らしいが面白い内容となっている。

“片手で操作”という特徴から
「右手と左手の争い」にまで発展したのが個人的にはお気に入り。
企業としてはこのようなテーマでよく出したなぁと思いつつも、そんなNokiaを尊敬してしまう。


こちら海外のプロモーション事例ですが、
コンセプトの斬新さ、デザインと、とても楽しく仕上がっております。
こんなん見てると、「ブランディング」って面白い仕事だな~、とふと思いますね。
ケータイのプロモーションに関しては、日本も負けてないですよねー。
リアルフィールドでは、ウチの仕事もたくさんありますし。


KUMA


◆Link

ソース:
http://www.excite.co.jp/webad/news/rid_187/

サイト:
http://www.pushtostart.ca/en/site/index.html


◆ヒトコト

>>51
フィーチャーポイントが良いですね。
あれもこれも盛りだくさんも良いですが、
ぐちゃぐちゃ情報をこねくりまわすより、
すぱーんとこういうのがインパクトがありますね。
これなんか最高ですよ。ダイハツのリクナビ限定コンテンツです。

http://rikunabi2008.yahoo.co.jp/RN/KDBG/81/0123081006/DETAILA/I001/index.html

>>Numa
両手で、別々のモノを動かすというゲームを作る発想が新しい。
既存のモノの視点を少しずらすと新しいものになるという好例。
ゲーム自体も簡単そうで、なかなか上手くいかず、もどかしさ加減が絶妙。
これ絶対脳が活性化しますよ。

>>K
商品を体感させるにはリアルなプロモーションが必要、なんていうけれど
これはゲームを通じて、うまく訴求内容を「体感」させることができています。
Webプロモーションの可能性を広げてくれる、企画だなと思いました。

2007-04-09

JEEP PATRIOT AND THE WAY-BEYOND TRAIL



最近は超リッチコンテンツが目白押し・・・。

JEEPの英国プロモーションサイト。
若者グループの一員としてJEEP製の車に乗り込み、
サイト上でバーチャルアドベンチャーが楽しめるゲーム・・・。

いったいいくらかかってるんや!?
みたいなコンテンツが最近はぼんぼこぼんぼこ立ち上がってます。
映像を駆使したもの、3Dアニメーションを駆使したもの・・・。

共通して言えることがオンラインゲーム並(それ以上!)の作りこみ。
(必ず“SEND TO FRIEND”ボタンがあるのもちゃっかりしてます。)

ご紹介したJEEPに至ってはこのコンテンツもすごいですが、
並行して展開しているグーニーズタイアップもの↓も圧倒されます。
The Goonies Return to Astoria

↓これなんかただの牛乳のプロモーションでっせ!
GET THE GLASS!

まぁやってみてください。ついついのめりこんでしまいます。


51


◆Link

HP:
https://www.patriotadventure.com/wbt/


◆ヒトコト

>>K
こういうのって制作費どのくらいかかってるんだろ。
CMの制作費を凌いでいるよね、きっと。
ゲームや映画の世界まで昇華しちゃってます。
本当にWebというのが4大メディアと同様、
いやそれ以上の認識のされ方をしているんだなとよくわかります。
日本の企業でここまでお金をかけて作るところがいくつあるんだろうか?

>>KUMA
こういう超リッチなサイトをみると、
東●新社やT●Oみたいな映像制作会社が
WEB業界で重宝されているのが分かりますね。
以前のかみろぐで51氏が指摘していたように、
サイトを構築することより
コンテンツ(映像だけではなく)を生み出すことが
WEB会社の食い扶ちになるかもですね。

>>Numa
今後のブランディングを考えていくと、
Webはメーカーや商品の世界観を表現し続けていくメディアとして、
どんどん重要性が増していくんだろうなーと感じます。
こういった手法は、少なくとも3年くらは1社の代理店が続けていかないと効果がでない。
日本の企業は大丈夫かな?
ただ、グーニーズの車ゲームは●●ゲーの香り・・・

2007-04-02

アワード諸々



ちょっと番外編。Web業界のアワードのご紹介

(概要)

◆東京インタラクティブ・アド・アワード
2003年に設立されたインターネット広告賞の名称。
インターネット広告推進協議会(JIAA)が主催。

-カテゴリー
アド広告部門(バナー広告、フローティング広告、メール広告、モバイル広告、その他ウェブ広告)、
サイト部門(コーポレートサイト、プロダクトサイト、キャンペーンサイト)、
モバイルキャンペーン部門、メディアタイアップ部門、インテグレーテッドキャンペーン


◆カンヌ国際広告祭
One Show、クリオ賞と並び、世界3大広告賞の一つといわれる世界最大級の広告賞の名称。
通称 カンヌ・ライオン。毎年6月下旬に、フランスのカンヌ市にて開催。

-カテゴリー
フィルム部門、プレス部門、アウトドア部門、サイバー(インターネット)部門、メディア部門、
ダイレクトマーケティング部門、ラジオ部門、チタニウム(統合キャンペーン)部門


最新のWEBプロモーション事例をチェックするにあたって、
「アワード取ってるかどうか」って切り口で見るのはいかがでしょうか。
WEBサイトやWEB広告に対するアワードだけでなく、
リアルやWEBを駆使した統合キャンペーンに対するアワードまで、その範囲は多岐に渡ってます。
SP領域の施策も多数受賞しているので、良い刺激になるかと思います。


KUMA


◆Link

東京インタラクティブ・アド・アワード:
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/

カンヌ国際広告祭:
http://www.canneslions.com/home/index.cfm


◆ヒトコト
>>K
いつの日か弊社で企画制作したものが、ここに。。。なんて夢みます。
それぞれのアワード自体のサイトもきれいに出来上がっているので、
それだけ見ても楽しいです。
アジアならアジアパシフィック広告祭 も先日行われました。
日本もいくつか受賞してます。

>>51
アワード自体は「取り方」があるようです。
プレゼンテーションの仕方ひとつ取ってもポイントがあるようで、
ただ基本的にクライアント口出し無用だそうです。
つまり本末転倒ではありますが
クリエーター主導のコンテンツ作りが行われるようです。
ある現場に出くわした人の話によると
コメントタイトルのようにクライアントを一括したようです。

>>Numa
クリエイティブの美しさやオモシロイからといって、
本来伝えたいメッセージが分りづらくなったり、
冗長すぎて全部見ることが出来なかったりと言った話は、
Webだけでなく、広告全般に言えること。
代理店と製作会社との間に入る弊社としては、
クライアントから制作会社までAll WinのWebプロモを目指したいですね。